III号戦車 車台 突撃砲

III号突撃砲 一覧

 

III号突撃砲 G型
– 生産時期 : 1942年 12月 〜 1945年 4月
– 生産両数 : 7,893
– 概  要 :
III号突撃砲の最終発展型、それまで型と比較して文字通り桁違いの生産両数を誇る。F/8型からの変更点としては、車体上部を拡大し左右のバルジを廃して戦闘室を拡幅させ、車長用のキューポラが設けられた。また、主砲同軸機銃の追加や鋳造防盾の設置など逐次改修が加えられていった。

1943年末頃からは、起動輪のハブキャップが外されるようになった。ハブキャップが外された後、起動輪の中心部には、当初マイナスネジや六角ボルトが見られたが、後に小さな穴が空いたような形になっている。

 

III号突撃砲 F/8型
– 生産時期 : 1942年 9月 〜 1942年 12月
– 生産両数 : 250
– 概  要 :

 

III号突撃砲 F型
– 生産時期 : 1942年 3月 〜 1942年 9月
– 生産両数 : 364
– 概  要 :

 

III号突撃砲 E型
– 生産時期 : 1941年 9月 〜 1942年 3月
– 生産両数 : 284
– 概  要 :

 

III号突撃砲 D型
– 生産時期 : 1941年 5月 〜 1941年 9月
– 生産両数 : 150
– 概  要 :
従来の伝声管から車内通話装置を装備したが、外観はC型と同等だった。単砲身のIII号突撃砲としてはD型の3車両 (第288特殊部隊) のみが北アフリカ戦線に配備されている。

 

III号突撃砲 C型
– 生産時期 : 1941年 3月 〜 1941年 5月
– 生産両数 : 100
– 概  要 :
自走砲用の望遠照準眼鏡を装備、照準器上にある二分割クラッペが大型化された。戦闘室前面の観測用貫通孔が廃止された。

 

III号突撃砲 B型
– 生産時期 : 1940年 6月 〜 1941年 5月
– 生産両数 : 250
– 概  要 :
A型から変速機が変更されエンジンも小改良されるなどの実用性が向上した。40cmの幅広履帯を採用したことで転輪のゴム縁幅が9cmと広がった。また、フェンダー幅も1.5cm拡張されている。戦闘室の照準器ハッチの面積が拡大しヒンジが2つに増設、砲手用ハッチのヒンジは逆に1つに減っている。

 

III号突撃砲 A型
– 生産時期 : 1939年 〜 1940年 5月
– 生産両数 : 30
– 概  要 :
III号戦車F型のシャーシを基本に前後部装甲を増厚するなどした自走砲用車体を開発、主砲は初期のIV号戦車と同じ短砲身の24口径7.5cm突撃加農砲StuK37を搭載した。