パンター 戦車

パンター 一覧

 

パンター F型
– 生産時期 : –
– 生産両数 : –
– 概  要 :
砲塔を新設計で小型化した シュマールトゥルム に変更、車体はG型ベースで上面装甲が一部増厚、新型の70口径7.5cm砲 KwK.44/1 を搭載し、ステレオ式測遠機やジャイロ安定機付き測遠機などを組み合わせた次世代パンターとして計画されたが、戦況や生産状況の悪化により一両も完成しなかったといわれる。

 

パンター G型
– 生産時期 : 1944年 3月 〜 1945年 4月
– 生産両数 : 2,953 (3,100両との資料もあり)
– 概  要 :
A型より側面装甲板形状を変更し増厚する一方、被弾確率の低い車体前面下部の装甲は薄くするなど装甲板の構成を見直した。生産途中より主砲前面防盾の形状を変更しショットトラップの問題に対応した。

 

パンター A型
– 生産時期 : 1943年 9月 〜 1944年 7月
– 生産両数 : 2,200
– 概  要 :
D型より砲塔周りが主に改修され、新設計の砲塔にはペリスコープ式のキューポラが備えられた。エンジンの特性が変更された他、生産中に多くの小変更が行われている。また、ほとんどの生産車に ツィンメリット コーティング が施されている。

 

パンター D型
– 生産時期 : 1943年 1月 〜 9月
– 生産両数 : 842
– 概  要 :
1938年に企画された新主力戦車だが、ソビエトのT-34の出現により計画が大幅に見直され、特に傾斜装甲を持つ車体は従来のドイツ戦車には無いシルエットとなった。初陣は1943年7月のクルスク戦だった。