III号戦車 3号戦車 車台

III号戦車 車台 一覧

 

III号戦車 N型
– 生産時期 : 〜 1944年
– 生産両数 : 250 (M型ベース 〜1943年8月 213両 + 各型からの改修 〜1944年 37両)
– 概  要 :
主力戦車として陳腐化したIII号戦車を支援戦車として転用した最終生産型。長砲身に換装して余剰となったIV号戦車用の24口径7.5cm砲の短砲身を搭載。後期の車両の一部は一枚ハッチの大型キューポラに換装されている。

 

III号戦車 M型
– 生産時期 : 1942年 10月 〜 1943年 2月
– 生産両数 : 250
– 概  要 :
L型をベースに各開口部を水密式にし水深1.5mまで渡渉可能となった。これ以上主砲威力の向上が望めないため、主力戦車としては事実上最後の生産型となっている。

 

III号戦車 L型
– 生産時期 : 1942年 6月 〜 12月
– 生産両数 : 653
– 概  要 :
J型から砲塔前面の装甲厚が57mmに増加、戦闘室前面と防盾に20mmの増加装甲が追加されるなど小改良され、生産の簡略化も図られた。

 

III号戦車 K型
– 生産時期 : –
– 生産両数 : 50
– 概  要 :
7.5cm砲を搭載したIV号戦車の砲塔を載せる計画であったが、重量過大のため破棄された。通常戦車としては量産されなかったが、IV号戦車の砲塔に60口径の5cm砲を搭載した指揮戦車として生産された。

 

III号戦車 J型
– 生産時期 : 1941年 3月 〜
– 生産両数 : 2,616 (短砲身 1,549両 + 長砲身 1,067両)
– 概  要 :
新しく車体を再設計し、主要部の装甲が50mm厚の一枚板となった。増加装甲を追加したH型よりも装甲厚は減少しているが、一枚板となったため防御力は向上している。1941年12月からは主砲が60口径の KwK.39.5 L/60 の長砲身に変更され、攻撃力は向上したが弾薬搭載数が99発から84発に減少した。

 

III号戦車 H型
– 生産時期 : 1940年 10月 〜 1941年 8月
– 生産両数 : 308
– 概  要 :
G型から内部スペースを拡大、砲塔バスケットを採用した新砲塔を搭載した。車体の前後面にそれぞれ30cmの増加装甲がボルト留めされた。これらの重量増加に対応するため、38cmから40cmの幅広履帯に変更され、変速機や起動輪、誘導輪も変更されている。

 

III号戦車 G型
– 生産時期 : 1940年 4月 〜 1941年 2月
– 生産両数 : 600
– 概  要 :
F型からキューポラの改良、車体後面の装甲増厚が施されている。F型後期から主砲を5cm砲へと変更しているが、G型の最初の100両ほどは砲が間に合わず3.7cm砲で生産、後日改修された。アフリカ戦線用に防塵や冷却を強化した熱帯地仕様 (Tp型) も生産されている。

 

III号戦車 F型
– 生産時期 : 1939年 9月 〜 1940年 7月
– 生産両数 : 435
– 概  要 :
E型を小改良したIII号戦車の大規模量産型。後期型100両ほどが、46.5口径の 3.7cm KwK.36 L/46.5 戦車砲から42口径の5cm砲へと変更され、残りの車両も同仕様に改修された。

 

III号戦車 E型
– 生産時期 : 1938年 12月 〜
– 生産両数 : 96
– 概  要 :
トーションバーが採用され、主要部分の装甲厚が14.5cmから30cmへ2倍以上に増厚された。

 

III号戦車 D型
– 生産時期 : 1937年 〜 1938年 6月
– 生産両数 : 30

 

III号戦車 C型
– 生産時期 : 1937年 〜 1938年 6月
– 生産両数 : 15

 

III号戦車 B型
– 生産時期 : 1937年 〜 1938年 6月
– 生産両数 : 15

 

III号戦車 A型
– 生産時期 : 1937年 5月 〜
– 生産両数 : 10