ティーガー I 重戦車

ティーガー I 一覧

 

ティーガー I 後期型 / 最後期型
– 生産時期 : 1944年 2月 〜 8月
– 生産両数 :
– 概  要 :
転輪が鋼鉄転輪となったことで、これまであった外側第二列目の転輪を付けない構成へと変更された。1944年3月以降では、照準器の単眼化、Sマイン発射器の整備、マズルブレーキの小型化などが行われた。

 

ティーガー I 中期型
– 生産時期 : 1943年 夏 〜
– 生産両数 :
– 概  要 :
車長用のキューポラがスリット式のタイプから背の低いペリスコープ式に変更された。ハッチの開閉も縦開きから内部から開閉可能なスライド式に改められている。1943年9月まではツィンメリットコーティングが施され、11月生産分からは車体後部右側にトラベルクランプを装着した。他にも、ライトを車体中央へ移設し、砲塔左側のピストルポートが射角が狭かったため廃止するなど、運用でのフィードバックからの改良が進んだ。

 

ティーガー I 前期型
– 生産時期 : 1942年 8月 〜
– 生産両数 : 495
– 概  要 :
当初水深4mまで走行可能な潜水装置が搭載されていたが、生産簡略化の観点から1943年以降に生産された車両から省略された。251両目以降からはエンジンがパワーアップされている。

 

ティーガー I 初期型 (極初期型)
– 生産時期 : 1942年 〜
– 生産両数 : 20
– 概  要 :
ティーガーIで最も初期に生産されたプロトタイプに近い型。左右別々の履帯 (ミラー履帯) を装着しているなどの特徴があるが、その仕様には謎が多い。