[製作] 1 車体下部 組立 – [DAK Panzer IV Ausf.D] ドイツ IV号戦車 D型 潜水 戦車 – ホビーボス (トライスター) 80132
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[DAK Panzer IV Ausf.D] ドイツ IV号戦車 D型 潜水 戦車 – ホビーボス (トライスター) 80132
6 ウェザリング 完成
5 基本塗装
4 組立 完成
3 車体側面・フェンダー上OVM 組立
2 車体上部・砲塔 組立
1 車体下部 組立
ホビーボス (トライスター) の ドイツ IV号戦車 D型 潜水 戦車 の製作を開始します。
本キットは、以前トライスター社にて企画・販売されていた IV号戦車 D型 潜水戦車 をホビーボス社が再販したものです。
トライスター時代に先行して発売されたIV号戦車D型のキットは、パーツの反りがひどかったり、フェンダーの滑り止めパターンやエンジンパネルのヒンジの向きなど、いくつか修正が必要な箇所があったようです。
その後、同社は、各部に見直しを加えさらに新パーツも追加し、通常のD型以外にも同型の潜水戦車仕様としても製作できるキットが、IV号戦車D型 潜水戦車として販売されました。
当時は、ドラゴンのスマートキット登場前夜の時期で、本キットも細かいパーツが非常に多く製作は面倒ですが、説明書通りに進めるだけできわめて精密感のある仕上がりになります。
今回は、そのキットをドイツアフリカ軍団 (DAK) 仕様で完成させたいと思っていますが、本キットにはDAK仕様の特徴であろう以下の点 (いくつかは北アフリカ以外でも見られる点ではありますが) が加味されていません。そこで、エッチングパーツの使用、もしくは、他キットからの流用などの追加工作を考える必要があります。
(1) 車体後部エンジンハッチ (ルーパー状)
(2) 車体後面の荷物ラック
(3) 車体前面および側面の追加装甲板
(4) 車体前面の予備履帯留め
(5) 車体側面の予備転輪ラック
(6) 車体側面のジェリカンラック
(7) 砲塔後部のゲペックカステン / 雑具箱
先ずは車体下部より組み立てていきます。
シャーシ / 下部ハル (Lower Hull) は箱組みになっています。トライスターの初期のIV号戦車D型は、かなりパーツに反りがあるということは聞いていたのですが、その後改修した潜水戦車のキットは、反りや合わせはそんなにひどいものでは無いと思います。
ただし、接着面がカチッと合うような作りではなく合わせ目が斜めなこともあり、どうしても多少隙間が空き合わせ目が出てしまいます。
転輪類やフェンダーを付けるとある程度隠れてしまう場所ではあるので、よほどひどい場合でなければ、そこまで気にしなくても良いかと思います。
組み方については、中央に2つあるコの字のパーツ (E1) が梁となるので、先ずそれらを底面パーツに付けた後、側面パーツを梁を目安にして接着していくと良いかと思います。
転輪類のヤスリがけなどの地味な作業が続きます。
ボギーは可動式です。タミヤはもちろんドラゴンもスマートキット化したF型 (F1型) 以降は固定式なので貴重な部品です。
起動輪基部のデフカバーの前方に6つのボルトを取り付けています。おそらくこのキットで一番小さいパーツかと思います。より目立つであろう後方の側には3つ MasterClubのボルト (グレー) を付けました。
ボギーや転輪類を取り付け下部ハルの組み立てが終わりました。背面の小さなパーツの取り付けもきちんと行っています。やはり形になってくると格好良いですね。
次からは、上部ハルの製作に移りたいと思います。上下ハルの貼り合わせが、仮合わせでは若干ズレがあったので上手くいくかどうかが思いやられますが、丹念に貼り合わせて行けばおそらく大丈夫だろうと感じています。
[DAK Panzer IV Ausf.D] は SUMICON2018 のエントリー作品です。
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